3地区福祉委員会の活動報告


みなさんこんにちは。

さて、今回の3地区福祉委員会合同研修会では、まず実践している活動について報告をしていただきました。3地区福祉委員会を代表し千早地区福祉委員会からは吉年地区,赤阪地区福祉委員会からは森屋地区,小吹台地区福祉委員会からは小吹台地区が日々の活動報告をしました。

☆吉年地区☆
毎月『喫茶よどし』を開店しています。
以前、福祉委員が高齢者の友愛訪問に伺った際に「最近は足腰が弱ってなあ。けど、家でテレビ見てるだやと退屈なんや・・・」という声があり、せめて月1回でもみんなが集まれる場所を作りたいとの思いから、開店しました。みんなで作品を作ったりお茶を飲んだり和やかな時間を過ごしています。作った作品は、地区の中で展示会を行い、みんなで楽しんでいます。最近では、92歳の女性が自分の作品も展示会に出したいと、自ら作品を提供してくださったことがとてもうれしかったとのことです。
        

☆森屋地区☆
2か月に1回『ひだまりくらぶ』を開催しています。60歳以上の方の参加を対象としており、地区福祉委員が材料を収集し指導者となって一緒に作品づくりをします。地区福祉委員としての活動機会を増やすことで、多くの方に参加していただくことになるとの思いから始まった活動です。参加者は、作品を作って楽しむことはもちろん、普段なかなか会えない友達に会える機会として『ひだまりくらぶ』の開催を心待ちにしています。報告に際して、実際に今まで作った作品を持ってきて展示、これをほかの地区の方々は興味津々で作品を見ていました。
     

☆小吹台地区☆
年間を通じて行事計画を立てています。子どもの数も多いので、小学校での活動も積極的に取り入れています。
福祉委員が得意とする分野を活かし、指導者となって多様な活動を行っています。
例えば、木材を使った工作やもちつき大会、またこの大会ののぼりを手作りするなど、自分たちができることを取り入れて活動しています。
   

3地区の報告から共通して見えてくることは、実際に活動する福祉委員自身が楽しみながら活動しているということです。多くの方に参加してもらうために、広報活動に力を入れたり日々委員同士で試行錯誤して、実行した結果、多くの参加者から喜びの声をいただいて、また次の活動への力になるといことが3地区の報告から伝わってきました。ただ、福祉委員の高齢化や後継者不足などの課題もあり、社協も共にこの課題について考えていく必要があると感じました。
今回、報告しなかった地区も、毎年試行錯誤しながら色々な取り組みをしています。様々なアイデアを参考にしながら、より楽しくより良い活動に発展していってほしいと思います。