コミュニティソーシャルワーカー

CSWとは

コミュニティーショーシャルワークとは、イギリスにおいて提案されたコミュニティに焦点を当てた社会福祉活動・業務の進め方で、地域において支援を必要とする方々の生活圏域や人間関係等、環境面を重視した援助活動を行うとともに、地域を基盤とする支援活動を発見して、支援を必要とする人に結びつけたり、新たなサービスを開発したり、公的制度との関係を調整したりすることを目指すものです。

CSW配置事業の概要

大阪府では、制度の狭間や複数の福祉課題を抱えるなど、既存の福祉サービスだけでは対応困難な事案の解決に取り組むコミュニティソーシャルワーカー(CSW)を中学校区等の単位で設置する「いきいきネット相談支援センター」を配置し、地域における見守り・発見・つなぎ機能の強化を図る「コミュニティソーシャルワーク機能配置促進事業」を平成16年度から市町村とともに進めてきました。

また、本事業におけるコミュニケーションソーシャルワーカーは、 社会福祉士・精神福祉士・5年以上の経験のある保健師等の専門性を有し、府が実施する養成研修を修了した者をもってあることとしてきました。

CSWは、平成20年度末には府内39市町村の142箇所に配置され、要援護者に対する個別支援や住民活動のコーディネートを行うほか、既存の福祉サービスだけでは対応しきれない課題に対しても、新たな解決システムの開発により、解決に取り組んできました。「コミュニティソーシャルワーク機能配置促進事業」については、府事業としては平成20年で廃止し、市町村が創意工夫を凝らし地域の実情に応じて事業を展開することができるよう、市町村への「地域福祉・子育て支援交付金」として再構築しました。

平成21年度からは、市町村がこの交付金も活用して引き続きCSWの配置事業を実施しており、平成23年には165名のCSWが市町村社会福祉協議会や高齢者施設などに配置されています。

大阪府は、CSWは地域福祉のセーフティネットを構築する上で重要な役割を果たしていると考えているので、市町村においてCSWの配置事業が円滑に実施できるよう、交付金による財政的支援のほか、資質の向上のための取り組みなど必要な支援を行っております。

CSWの役割

1.要援護者に対する見守り・発見・つなぎのセーフティネットの体制づくり
◎要援護者等に対する見守り・相談から適切なサービスへの「つなぎ」が機能する体制づくり
◎事例に応じた関係者で構成する「ケース検討会」の開催
◎地域住民に対する福祉サービスの利用方法等の情報提供
◎地域住民と福祉の専門家との協働の促進
2.制度の狭間にある要援護者からの相談への対応、必要サービスへのつなぎ、各種福祉サービスの利用申請支援等の実施等
3.地域住民活動との協働と支援
◎住民活動の育成・支援、要援護者の組織化支援
4.新たなサービスや仕組みの研究・開発・普及
5.地域福祉計画等の策定・見直し・推進等への協力及び市町村におけるセーフティネットの構築・強化の為の取り組みへの参画
◎福祉関係者はもとより、地域住民や日頃から地域住民と接する機会の多い業者の参加による福祉の街づくりのコーディネート等

千早赤阪村では「いきいきネット相談支援センター事業」として社会福祉協議会CSWを配置しています。地域包括センター等の多様なネットワークを活用した地域高齢者の実態把握、問題の対応等を含む総合的な相談支援業務。また、高齢者の実態の変化に応じた長期的・継続的なケアマネジメントの相談支援業務を行っています。