小地域ネットワーク

小地域ネットワークとは

小地域(概ね小学校区)を単位として要援護者一人ひとりを対象に、保健・福祉・医療関係者と住民が協働して進める「見守り・援助活動」です。
ひとり暮らしや寝たきり高齢者世帯などが地域の中で孤立することなく、安心して生活できるよう地域住民による支えあい・助け合い活動を展開し、あわせて地域における福祉の啓発と住みよい福祉のまちづくりをすすめようというものです。

ネットワーク活動を必要とする背景

2020年には、国民の4人に1人が65歳以上の高齢者になると予測されています。この急速な高齢化により、ひとり暮らしや寝たきり高齢者世帯などが増加するとされています。都市化傾向に伴う核家族化が進み、昔の大家族のような、家族で分担し支え合うことが難しくなっているという家族構成の変化がネットワーク活動を必要とする背景にあると考えられます。

また、生活様式の変化という背景もあります。昔の町や村には助け合いの精神がありました。生活様式の変化によりそれが失われつつあり、隣人同士が疎遠と無関心の中で生活することが多くなっています。

既存の公的サービスだけでは、在宅要援護高齢者や障がい者の方、介護する家族の方の負担軽減のための日常的な支援(いつでも必要な時に24時間対応できる体制や身の回りの簡易なお手伝いなど)サービス提供に限界があり、ネットワーク活動が必要となってきました。

小地域ネットワーク事業活動内容

千早赤阪村では地区を赤阪地区・千早地区・小吹台地区の3地区に分け、それぞれの地区で援助活動を行っています。

【具体的な活動】
小地域ネットワーク活動には

◎日常的な見守り・声かけ・生活支援等を中心とした「個別援助活動」
◎地域の中での交流・仲間作りを重視した「グループ援助活動」

があります。

個別援助活動例

〈見守り・声かけ訪問活動〉
・地区福祉委員等による見守り,安否確認,声かけ訪問活動

グループ援助活動例

〈ふれあい食事(会食)サービス〉
・ボランティア等の協力により昼食を囲んで、高齢者同士や地域住民とのふれあい交流 ・各地区における高齢者の集い・茶話会等

〈いきいきサロン〉
・ボランティアと高齢者が協働で企画し、内容を決め運営していく楽しい仲間づくりの活動(寝たきりや認知症の予防)

〈子どもとのふれあい交流(世代間交流)〉

・高齢者等が催しを通して子どもと交流。歌や人形劇等の披露や地域の高齢者から昔遊びを教わったり、昔の生活の様子を聞く等を行い交流を深める。

〈その他〉
・子育てに悩んでいたり、不安を感じているお母さんが子どもと一緒に気軽に参加できる子育てサロン(支援)等があります。